グラスに注ぐと杉の木のように穏やかに香る。口に含むとその静かな果実味と、ホッとするようなまろやかさに魅了される。
2011 Chateau Tour de Calens 《シャトー・トゥール・ド・カラン》
ボルドー、グラーヴのワイン。このワインで印象的なのはやはり香りだ。
冒頭のように注いでから余韻に至るまでの様々な香りが楽しい。樽の香りは勿論、熟した黒いフルーツの数々、コーヒーやカカオのような香ばしさが後に長く残ってくれる。味わいにも程よいボリューム感があり、パテなど練り物のお肉前菜、それからローストしたお肉と赤ワインソースとのマリアージュは食欲をさらにそそる。
春の匂いがしてくるのはもう少し先でしょうか?先取りして、優しく包み込んでくれるようなワインはいかがでしょうか?
カベルネ・ソーヴィニヨン62% メルロ30% カベルネ・フラン8%
それからバレンタインデーにお客様より春のお花を頂きました!待ち遠しいですね本当に。